所有権移転登記は不動産登記の中の一つです。不動産登記とは、土地や建物などの不動産の物理的現況や権利関係を公の帳簿である登記簿に記録することを指します。
所有権移転登記に関しては、申請は義務ではありませんので申請を行うか否かは当事者に任されています。しかし、不動産の所有権についての争いが起こった場合に、不動産に関する権利変動について第三者に対抗し自分の所有であることを証明するためには登記が必要です。そのため、きちんと所有権登記を行っておくほうが無難と言えます。
■所有権移転登記が必要な場合
所有権移転登記は、不動産の売買などを行い所有者が変更した際に、不動産登記上の所有者も変更するための手続きであり、相続が発生した際にも行われる非常に重要な登記です。
■所有権移転登記を司法書士に依頼するメリット
所有権移転登記は自分で行うことも可能ですが、そもそも不動産登記は書式が指定されている必要書類が多くあり、状況によって内容も異なってくるため、非常に複雑です。そのため、法律知識があまりない一般の方だけで行うことは難しいものです。司法書士は登記のプロですから、早く確実に手続きを進めることができます。
また、司法書士の報酬に関しても事務所や状況によって異なりますが、3万~7万円程が相場となっており、手続きの煩雑さから考えてもそれほど高額でもありません。
所有権移転登記を司法書士に依頼することによって、比較的安価で早く確実に所有権移転登記を行うことができるため、専門家へのご依頼をお勧めします。
ふくおか司法書士法人は、福岡市近郊を中心に福岡県・大分県・佐賀県周辺の様々な登記のご相談を承っております。
あらゆる問題に対応しておりますので、登記でお困りの際にはお気軽に当事務所までご相談ください。
所有権移転登記を司法書士に依頼するメリット
ふくおか司法書士法人が提供する基礎知識
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